身体から緊張とトラウマを外して
絶対的な安心感で生きる
震えて緊張とトラウマを解放するTRE®とは?
Tension & Trauma Releasing Exercise
(緊張とトラウマ解放エクササイズ)
7つのエクササイズで筋肉に軽く負荷をかけ、大腰筋からの自然な震えを誘発させます。
人間には、野生動物と同様に「震えること」でストレス下で体に蓄積された筋緊張やストレスホルモンを発散させ、本来の状態を取り戻していく脳神経の機能が備わっています。
現代人が忘れているこの機能を呼び覚ますのがTREです。
シンプルでいて奥深く、正しく行えば根本的で本質的な変容をもたらします。
何度かセッションを受け、自然な震えを出す機能がオンになれば、いつでもどこでも自分一人で手軽に出来るようなる、一生使えるツールです。
人(や動物)は、恐怖や危険、ストレスを感じると、交感神経が優位になり、血圧や心拍があがり、アドレナリンやコルチゾルなどのストレスホルモンが分泌され、サバイバルモード(戦うか/逃げるか)になります。
さらに危険やストレスが限界を超えると、身体は麻薬物質(オピオイド)を分泌してフリーズモードになり、何も感じなくなります。
危険に晒されているときの反応(戦う/逃げる/フリーズする)は、生き延びる可能性を最大化するための防御反応で、生物の本能として必要なもの。
でも、危険やストレスが去った後までこの身体の状態が維持されると、心身に悪影響が及びます。
(眠れない、イライラする、身体が痛む、頭痛、胃痛、アレルギー、無力感、フラッシュバック、恐怖感、マイナス思考etc.)
危険が去った後も、危険に対する身体の防御反応のパターンがずっと残っている状態が「トラウマ」の状態です。
野生動物は、敵が去って命拾いすると、ブルブルと身体を震わせて体内に分泌されたホルモンを代謝し、硬直した筋肉をほぐし、何事も無かったかのようにふつうにパカパカ走り出します。野生動物は危機から学びますが、トラウマにはなりません。
ストレス体験が終わったら、神経系の働きで野生動物のように即座に身体を震わせ、通常の状態に戻す仕組みが本来人間にも備わっています。
でも現代人は、緊張やショックで震えることは「恥ずかしい」、イライラの発散である貧乏ゆすりはみっともない、さらに泣くことやゲップやおならなど生命体としての自然な表現の多くが、社会的に「恥ずかしいもの」としてグッと押さえつけています。
そのため、ストレスで生じたエネルギーが未完了のまま「身体に」残ってしまうのです。
身体が感じることに許可を出さずに、思考に重きを置きすぎると、私たちの身体の自然に震えるメカニズム弱まってしまいます。
身体がもともと知っている、回復のための自然な身体の震えや動きに許可を出していく。
TREを行うと不随意の震えや動きと共に、過去に抑圧された感情が出てくることもあります。
感情の記憶は筋肉の緊張パターンと共に身体に蓄積されている場合が多いからです。
震えと共にただそれらが解放されることに許可を出していくと、あなたが進むことを阻んでいた抵抗が「身体」から抜けていきます。
頭では分かっているのに
変われないのはなぜ?
・仕事や恋愛で、いつも同じパターンで失敗する
・ちょっと否定されただけで必要以上に傷ついてしまう
・子供(配偶者、恋人)のことを異常に心配してしまう
・根拠なく将来が心配
・新しい場所、事柄、人が怖い
・なぜか歳上(歳下、女性、男性)の人が苦手
・相手の顔色を見て、自分の言いたいことが分からなくなる
etc.
漠然とした恐怖や不安によって、思うように行動できない。いつも同じパターンでうまくいかない。
それは日常のちょっとしたことかも知れないし、人生に関わる大きな事かもしれません。
私たちの行動に制限をかけてくる「恐れと不安」。
恐怖・不安の正体って何でしょう?
恐怖を感じている時、一体何が起きているのでしょう?
「怖い、不安」と感じる時、私たちは頭で恐怖を認識していると思っていますが、
実は、脳の一部の扁桃体という部分が自動反応しているだけな場合があります。
「扁桃体」とは、情動(感情)に関する大脳辺縁系の要素の一つで、
生命の維持にかかわる危険性を瞬時に評価し、
危険を知らせる警報アラームのような役割をしています。
主に「恐怖や不安」といったマイナスの感情に深く関わっています。
扁桃体のアラームは生命維持にとって大切な機能です。
この「野生のカン」が働くからこそ、考える前に目の前の危険をいち早く察知して逃げたり、
攻撃する相手と闘う体勢をとったりすることができます。
でも、現代社会の状況にそぐわず、この脳内アラームが始終作動しているとどうでしょう?
大脳の前頭前野が担当しているクリエイティブで合理的判断が働きにくくなってしまい、
防御反応のパターンに入ってしまったり、行動にブロックがかかってしまったりするのです。
あるいは、心身の限界を無視してオーバーワークしてしまい突然身体を壊す、
というパターンを繰り返してしまうタイプの人もいます。
頭ではどうしたらいいか分かっているのに変われない。
カウンセリングを受けて納得したはずなのに変わらない。
自分の性格のせいだと思っていることが、実はただの「神経の反応」が原因な場合があるのです。
TRE®はこういった脳や神経の反応を、原始的な震えによって適切に調節します。
脳の過剰反応が収まると、感情が安定し、状況に対する反応や行動を変化させることができるようになります。
だから、本質的な変化を起こせるのです。
得られる効果
=自立神経を整えることで健やかになり、
体感覚ベースで根拠の無い安心感を獲得する